こくご教室テキスト第3巻 2月25日発行!
10レッスンからなるこの本は、元藤野シュタイナー学園クラス担任の石代雅日先生が執筆、監修されました。教師としての経験、リサーチの結果、同僚たちの協力をへて執筆製作した、日本でただひとつの、シュタイナー教育の国語のテキストです。
こんな人に・・・
シュタイナー学校には通っていないけれどシュタイナー教育をしたい。
子どもに教えたいけど、自分では何をやっていいのかわからない。
土曜教室など、シュタイナー教育をしてもらえる教室がない。
学ぶことってこんなに楽しいんだ!・・・って思って学んでほしい。
豊かな国語や言葉を身につけてほしい。
創造的に、芸術的に、国語を学んでほしい。
・・・でも・・・、どうしたらできるの!?!?
という人のために、お話の仕方、絵の描き方、言葉のかけ方、題材など、シュタイナー学校の授業そのままに、具体的にステップバイステップで説明されています。シュタイナー教育を全く知らない人も、教えたことがない人も、テキストに書かれている通り真似することができます。
「こくご教室テキスト」で育つもの
国語は言葉です。
人の心を伝えるものです。
心を育てなければそれは意味がない。
言葉と心が結びついていなければ、
伝えたいことも伝わらない。
相手の言葉も、受け止められない。
だから、
子供の国語の学び方を、真剣に問い直して欲しいのです。
「こくご教室テキスト」では、
言葉を深く感じたり、体験したり、その意味を噛み締める活動をしていきます。
こくご教室の学びは、
ただ文字や言葉を学ぶだけではない。
芸術と、歌と、演劇と、創作を通して国語を学ぶ総合活動です。
あなたのお子さん、生徒さんが、
本当に、生きた、心のこもった言葉を使えるようになるために。
そして、
温かい心を伝える言葉を、
これから一生を通して使いこなせる人になるように、
言葉の力も、心も育てていきましょう。
「こくご教室テキスト」は、そんな、言葉の力と心を育てるために作った教材です。
「こくご教室テキスト」で学ぶこと
ひらがな
お話から想像力を膨らませて絵を書き、そこから文字を習います。文字を習うにも、いろいろな方法があります。フォルメン(フリーハンドの線描)を使って、文字をなめらかに描くこともします。
カタカナ
ひらがなとカタカナは、単なる記号の違いではありません。柔らかなひらがな。カクカクとしたカタカナには、そこから受け取る印象や使い方も違います。その違いを芸術的に感じ取りながらカタカナを学びます。
漢字
意味を表す文字や音を表現する漢字など、漢字を芸術的に学びます。
演劇や詩の朗誦、歌などのアクティビティを通した学び
言葉は、演劇や詩や歌で生きてきます。心で感じ、気持ちと言葉がつながります。演じて見たり、歌うことでその意味を感じ取り、身につきます。そんなアクティビティを、ご家庭でできる形にしてレッスンにしました。
シュタイナー教育のお話
シュタイナー教育はメソッドだけのことだけではなく、そのメソッドには意味があります。シュタイナー教育でどのように考えているのか、なぜそのような活動をするのか、シュタイナー教員はどのように問題のある子供と向き合うのかなど、興味深く、役に立つお話を織り交ぜながらレッスンを進めます。シュタイナー教育の書としても、ここまで具体的に、わかりやすく、実践できる形で解説してある国語の本は他にないでしょう。
「こくご教室テキスト」全3巻+別冊「ひらがな全集」もくじ
3巻で10レッスン収録されています。1レッスンをじっくりやると7日間くらいかかるくらいの分量です。
こくご教室テキスト レッスン1~3
レッスン1 物語のひとときをサンクチュアリに〜「聴く力」は国語教育の土台
レッスン2 文字の導入<漢字>〜想像する力を引き出す〜
レッスン3 文字の導入<ひらがな>〜流れる勢いを楽しむ〜
こくご教室テキスト レッスン4~6
レッスン4 フォルメンを基に文字をとらえる(ひらがなの導入の続き)
レッスン5 母音の体験と共にひらがな「あいうえお」を学ぶ
レッスン6 聴いた物語を小さな本にする
こくご教室テキスト レッスン7~10
(新刊2018年2月25日発行予定)
レッスン7 物語を動いて味わう
レッスン8 季節の特徴に重ねてカタカナを導入する
レッスン9 詩を贈る 前半
レッスン10 詩を贈る 後半
4レッスン収録ですが価格は同じでお得です。
シュタイナー学校こくご教室 ひらがな全集
こくご教室監修 石代雅日(こくだいまさひ)
1967年 東京生まれ。
1991年 早稲田大学人間科学部卒業。
1992年 米国カリフォルニア州 ルドルフシュタイナーカレッジ留学。
在籍中、日本人コース、教員養成コース修了。
1993年より三年間、セダースプリングスヴァルドルフスクールにて日本語専科講師。
1996年より東京シュタイナーシューレ(現 学校法人シュタイナー学園)に勤務。2010年退職までの在勤中、クラス担任・音楽専科等を担当。
2006年 三鷹市ヴァルドルフキンダーガルテン「なのはなえん」の小学生クラス(シュタイナー学校に通わない子どもたちのための週末のシュタイナークラス) 講師。現在に至る。
好きなことは喫茶店での考えごとです。歌や楽器も好きで、ヴァイオリンを細く長く続けています。
現在は、小学校と幼稚園に通う娘と息子の母親業も修業中です。家に遊びに来てくれる子どもたちも一緒に、愉快な日常を過ごしています。