こんにちは。
石川華代です。
私は、日本では高校数学教師をしていましたし、
塾を経営していたこともあり、
イギリスではシュタイナー学校でエポック授業を教えていました。
教師の仕事って、
とてもやりがいのある、
大好きな仕事です。
でも、
どんな仕事でも、
嫌なことや大変なことってありますよね。
シュタイナー教師をしていて大変だったことは、
もちろん、
カリキュラムも教科書もないなかで、
自分で全てを作り上げること。
大変だったけれど、
楽しくて楽しくて。
大きな喜びでした。
でも、
大好きなシュタイナー教育でも、
やりたくないこともあります。
たとえば、
レポート(通知表)を書くこと。
ひとつのエポックを教えるだけでも、
ひとりあたり、
数百字の所見を書きます。
(しかも英語・・・ 涙)
大変だったなあ。
エポック授業を教えていると、
3週間ごとに新しいエポック。
つまり、
3週間終わるたびに、
エポックノートや課題を確認する。
高等部あたりになると、
A4サイズのエポックノートに、
小さな文字でぎっしりと文章が。
それが30〜40ページ。
そして、ひとクラス30人。
3週間ごとに、
30ページx30人の文章を、
全部読んで、
必要に応じて添削して、
所見を書く。
しかも、
手書きだから、読みにくいし。
何をいいたいのか、
わけわからない文章もあるし。
(しかも、英語だし・・・・)
あー 大変でした。
子どもたちの、
美しいエポックノートを見ることは、
楽しかったけれど。
今は、
それをしなくていいので、随分楽ですが、
シュタイナー学校の先生の仕事を思うと、
頭が下がる思いです。
とても、足を向けて眠れない。(苦笑)
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