こんにちは。
石川華代です。
実は私、
カリフォルニアのルドルフシュタイナーカレッジに留学を決める前、
オイリュトミー学校にいくか、
シュタイナー教員養成にいくか、
迷っていたことがあります。
9歳で教員になると決めて、
実際に高校教員もやっていた私ですが、
私の人生でまったく新しい分野である、
オイリュトミーに興味がわいて。
日本で、オイリュトミーのクラスをうけて、
まず、衝撃だったんですね。
わけわからなくて。(笑)
わけわからないのに、
何かこれはすごいものだと・・・。
世界観とか、
今までの価値観では考えられないことを、
オイリュトミーが感じさせてくれた。
これはなんだ?・・・って。
わけわからないのに、
そこに真実がありそうで、
もっと知りたい・・・・って。
まあ、結局、
数学が一番・・・っていう気持ちが強くて、
教員養成にいったのですが、
シュタイナーカレッジ留学中も、
たくさんオイリュトミーの授業を受けました。
わたしは、オイリュトミストではないので、
専門的なことは語れません。
でも、
オイリュトミーは、言葉とか、
ことばひとつひとつのもつ音(母音、子音)の質、
音楽を、
今までとは違った奥深さで、
体験させてくれて、
今までとは違う感覚で感じさせてくれた。
シュタイナーの思想、人智学を、
カレッジでくる日もくる日も学んでいたわけですが、
人智学を、
頭ではなく、全身で感じさせてくれたのが、
オイリュトミーでした。
今、私は、シュタイナー教育の教師として、
子どもの学びに、大人の生きる力に、
オイリュトミーは、ものすごく大事なものを与えてくれる
・・・・と信じています。
ひとつの詩やお話をとってみても、
そこには、
言葉の意味だけではなく、
その言葉を構成している音によって、
クオリティが違います。
それを、
オイリュトミーを通して感じとることで、
その詩やお話が、
私たち人間の魂のなかで息づいていく。
それは、
言葉の理解を深めるのはもちろんですが、
私たちの生きる力になっていく。
そんなことを、確信しています。
だから、
その学びを、
オイリュトミーのレッスンが直に受けられる人
・・・だけに限定せず、
遠くにいるひとにも、
近くにオイリュトミーの先生がいないひとにも、届けたい。
そう思っているときに、
はたりえこ先生からオンライン講座でのお話が出てきました。
オイリュトミーから感じるものを、たくさんの人に届けたい。
そう思って講座開講します。