新学期で新しく始まった
小学校2~3年生クラスと、4~5年生クラス。
レッスンの中で使うお手玉を作りました。
お手玉にもいろいろあります。
日本的な「座布団型」がかわいいけれど、
両端を絞った「俵形」のお手玉だと、
2レッスンで作れる手作りです。
手芸ですが、
この作業の中には、
長さを測る、
豆の重さを測る、計算するという、
まさしく算数の活動があります。
レッスンでは、
その学年によって、
いろいろな計算を盛り込んで、
手作りしながら計算練習も取り入れます。
数に関することだけではなくて、
お手玉の中に入れる豆50gの重さを、
自分で体験することもものすごく大事。
1kg=1000gと知っていても、
1kgが実際のところどのくらいの重さか、
わかっていない子供は多いです。
1kmも実際の長さが感覚でわからない子も多い。
1kg、1mや1kmがどのくらいなのか知らないままでは、
習ったことは、
ただ覚えさせられただけの使えない情報として、
死んでいきます。
シュタイナー学校では、
1kmを歩いてみる。
1kgを持ってみる。
そんな体験をします。
お手玉作りのレッスンでも、
豆の重さを測り、それを手で持って感じてみる。
また、重さ当てゲームのようなこともしながら、
重さを感じ取っていきます。
その体験が、
本当に役立つ活動につながっていくと、
さらに生きた算数力になります。
このお手玉作りは、
これから、みんながレッスンのたびに使います。
リズミックエクササイズなどで、
お手玉を使って算数を体で覚えていくのです。
自分で作った、マイお手玉。
宝物。
宝物で学ぶ算数は、気持ちの入り方も違います。
IDEAL 楽しく体験しながら学ぶ算数・数学レッスン
小学校2~3年生クラス(残席2)
小学校4~5年生クラス(満席)
小学校6年生クラス(残席2)
中学校1年生クラス(満席)
中学校2年生クラス(満席)
中学校3年生クラス
興味のある方は体験レッスンからどうぞ。残席わずかですのでお見逃しなく。