こんにちは。
石川華代です。
少し、ブログ更新が間があいてしまいました。
2−3週間おやすみしていた気分だったのですが・・・
1ヶ月以上だったのですね・・・・・汗
ひとつご報告です。
5月1日づけで、
イギリス法人 e-waldorf international Ltd を設立し、
CEOとして就任いたしました。
イギリスでの活動の基盤になります。
今後、ドイツ法人 e-waldorf GmbH の仕事もイギリス法人のほうに移行していきます。
日本語と英語で、
もっと開かれた活動をしていきたいというヴィジョンをもっての新会社です。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
私は、7月にイギリス移住するのですが、
実は・・・
イギリスのシュタイナー学校は、今苦境に立たされています。
イギリスの教育監査機関オフステッドによる、
「シュタイナー学校いじめ」があり、
すでに、6校が、
閉校またはシュタイナー教育ができない状況に追い込まれています。
そんな状況のイギリスに、
なぜ今もどるのか?
・・・と、不思議に思う方もいるのではないでしょうか。
移住後、私たちは、ロンドンで、
シュタイナー学校に関わります。
その学校は、
シュタイナー教育独自の認定システムを採用し、
イギリスの教育システムや試験制度から制約を受けることなく、
全く自由に、
シュタイナー教育を追求しています。
イギリスのシュタイナー学校のなかで、唯一、
オフステッドと縁を切ることに成功したので、
シュタイナー学校いじめで、
危機に陥ることを懸念する必要もありません。
イギリスのシュタイナー学校は、
危機に立たされたから、
改革を余儀なくされ、
新たな一歩を踏み出そうとしています。
シュタイナー教育発祥の地ドイツで、
より自由なシュタイナー教育を期待していましたが、
伝統があるということは、
伝統や習慣にしばられていることだというのも実感しました。
友人である人智学者が言っていました。
アントロポゾフィー(人智学、シュタイナーの思想)は、
ドイツ・スイスから始まり広がった。
今、未来に向かって変革していくとき。
その変革が起きるのは、
ドイツではなくて、
周辺部からはじまる。
それが熟した頃に、ドイツのアントロポゾフィーも新たなステージに立つ。
・・・と。
シュタイナー学校の状況をみながら、
その言葉を、
今、身をもって実感しているところです。
これから、
イギリスで新しいシュタイナー学校の形を体験するのを、
とても楽しみにしています。
昔、子供が学校に入る時、私の家族はDavis CAに引っ越しました。そして私は仕事場で Susan にあいました。そして Waldorf education に出会い 夫はシュタイナーカレッジで教師の訓練を受けました。皆Waldorf schoolから学び 三人の子供達そして私の家族の生き方を変えました。貴女は 国際的な経験と学びを日本語で オンラインを使い幅広い人に伝えるという素晴らしい活動をなさつています。がんばってください。応援しています。
さよさん
Susanのご縁からさよさんにお世話になって、そしてシダースプリングでご主人にもご縁がありました。Waldorf がつないでくれたご縁は、世界中に広がっていきます。ご縁に感謝です。またいつか、さよさんにも会いたいです。
イギリスでのご活躍に声援を送ります。
変革が必要なのは公教育も同じです。
このコロナ禍で今までのやり方が通用しないのを逆手にとって、現代の通信機器を使いこなし、個々の生徒に寄り添った教育手法を模索しています。
でもやっぱり共に学ぶ仲間は必要です。
その兼ね合いをどうするか、6/1から学校再開で、試行錯誤が始まります。
さかえさん
コロナでのテクノロジー利用だけでなく、公教育は別の変革(教育の根本のところ)が必要ですね。学校再開、どうなっているでしょうか。試行錯誤は仕方ないですが、そのなかで子どもに一番大事なことを模索して見つけていって欲しいと思います。現場の先生方、大変だと思いますが、心から応援しています。